小学1年生の息子は、大の虫好きです。
本を読むことも好きなため、これまでにたくさんの昆虫の本を読んできました。
その中でも、何度も繰り返し読んでいるのが「ゆるゆる図鑑」シリーズです。
ゆるいイラストと親しみやすい解説が特徴で、一般的な図鑑というより、4コマ漫画と解説を楽しみながら読める、読み物タイプの本。本や図鑑が少し苦手な子でも、気軽に手に取りやすいのが魅力です。
虫が好きな子はもちろん、生き物への興味の入口としても読みやすいシリーズだと感じています。
- かたくるしくない、気楽に読める昆虫の本を探している
- 身近な虫だけでなく、少し珍しい昆虫にも興味がある
- 昆虫をきっかけに、生き物への興味を広げたい
そんなご家庭におすすめです。
わが家では最初に『ゆるゆる昆虫図鑑』を購入しましたが、シリーズを読み進めるうちに、ほかの巻にも昆虫が登場することが多いと気づきました。
そこで今回は、『ゆるゆる昆虫図鑑』をはじめ、虫好きの子どもが楽しめる「ゆるゆる図鑑」シリーズをまとめて紹介します。
なお、小学生向けの昆虫の本については、こちらの記事でまとめています。

本選びの参考になればうれしいです。
『ゆるゆる図鑑』シリーズとは?

「ゆるゆる図鑑」シリーズは、学研(Gakken)から出版されている子ども向けの生き物図鑑シリーズです。
一般的な図鑑とは少し異なり、4コマ漫画と読みやすい解説で生き物を楽しく学べる、読み物タイプの図鑑として人気があります。
基本情報
- 対象年齢:幼児~小学生
- 出版社:Gakken
- すべての漢字にふりがなあり
特徴
「ゆるゆる図鑑」シリーズの大きな特徴は、ゆるくて親しみやすいイラストと、会話調で進むわかりやすい解説です。
各生き物は、楽しい4コマ漫画とともに紹介されており、読書が苦手な子でも気軽に読み進められる構成になっています。
調べ学習を目的とした一般的な図鑑のようにデータや分類情報も掲載されていますが、中心となっているのはストーリー感のある解説。そのため、「読む図鑑」として楽しめる点が人気の理由です。
また、生き物の特徴だけでなく、生態や生き物を取り巻く環境についても自然に学ぶことができます。
楽しく読み進められる一方で内容はしっかりしており、「さすが学研」と感じる情報量です。
国立科学博物館のショップで販売されているのを見かけたこともあり、内容の信頼性の高さも魅力だと感じています。
こんな子におすすめ
- 虫や生き物は好きだけど、難しい図鑑は苦手
- マンガ感覚で楽しく読みたい
- 生き物について知ることが好きな好奇心旺盛な子
特に、小学校低学年〜中学年ごろの子どもに人気のシリーズです。
シリーズ一覧
「ゆるゆる図鑑」シリーズでは、昆虫をはじめ、危険生物・外来生物・絶滅生物など、さまざまなテーマの本が出版されています。
定番の生き物テーマから、少し珍しいテーマまで幅広くそろっており、興味のある分野から読み始めやすいのも魅力です。
最新のシリーズ一覧については、学研公式サイトでも確認できます。
ゆるゆる図鑑ドリル(番外編)
読むだけでなく、書いて楽しめる「ゆるゆる図鑑ドリル」シリーズも発売されています。
低学年向けの国語読解ドリルで、「ゆるゆる図鑑」に登場する生き物たちのお話を読みながら学習できる内容になっています。
わが家では「危険生物」のドリルを使用していました。
オオスズメバチやヒアリ、アオバアリガタハネカクシ、タランチュラなどの生き物が登場し、虫好きの子どもも楽しみながら取り組めました。

切り離して使えるポスターが付いており、終わったあとにシールを貼っていくことで図鑑が完成する仕組みもあり、達成感を味わえる点も魅力です。
わが家が使っていた「危険生物」編はこちら
虫好きの子におすすめ!ゆるゆる図鑑シリーズ
ここからは、虫好きの子どもが楽しめる「ゆるゆる図鑑」シリーズの巻を紹介します。
各巻ごとに、主な掲載昆虫(クモやムカデなどの生き物も含みます)と、虫好き目線でのおすすめ度を★の数でまとめました。本選びの参考にしてみてください。
ゆるゆる昆虫図鑑
外国の憧れの昆虫から、公園や身近な自然で見かける昆虫まで、幅広い種類が紹介されています。
昆虫の体のつくりや成長のしくみ(完全変態・不完全変態)、生息場所などもわかりやすく解説されており、虫に興味を持ち始めたばかりの小学生でも楽しく読める内容です。
一方で、虫好きの子どもが思わず興味を引かれるような少しマニアックな情報も散りばめられているため、すでに昆虫にくわしい子でも飽きずに楽しめます。
シリーズの中でも、一冊まるごと昆虫をテーマにしている巻なので、虫が好きな子どもにはまず最初におすすめしたい一冊です。
主な掲載昆虫
ヘラクレスオオカブト/ニジイロクワガタ/ゲンジボタル/オオゴマダラ/ヤマトタマムシ/オニヤンマ/スズムシ など
ゆるゆる外来生物図鑑
外来生物をテーマにした一冊で、第5章「がさがさ外来生物」では外来昆虫についても紹介されています。
近年よく見かけるようになったアカボシゴマダラや、ニュースでも話題になったヒアリなど、日本に持ち込まれたことで問題となっている外来昆虫について知ることができます。
外国から入ってきた生き物だけでなく、国内の別の地域から移動して増えている「国内外来種」にも触れられており、生き物と環境の関係について考えるきっかけにもなる内容です。
昆虫のみを扱った巻ではありませんが、虫をきっかけに生態系や環境問題へ興味を広げたい子どもにおすすめの一冊です。
主な掲載昆虫
アカボシゴマダラ/アメリカシロヒトリ/セイヨウオオマルハナバチ/アルゼンチンアリ など
ゆるゆるアマゾン図鑑
アマゾンの自然や生き物をテーマにした一冊で、第4章「のそのそアマゾン」では、アマゾンに生息する昆虫も紹介されています。
ヘルクレスオオカブトをはじめとした大型昆虫や、日本では見ることのできない熱帯の虫が登場し、虫好きの子どもにとっては憧れの世界を楽しめる内容です。
また、モルフォチョウの羽の輝きを例に、光の反射によって金属のような色に見える「構造色」についてわかりやすく解説されたページもあり、生き物の不思議や科学的な視点にも触れることができます。
昆虫が中心の巻ではありませんが、熱帯の生態系や多様な生き物について知ることができ、虫への興味をきっかけに世界の自然へ関心を広げられる一冊です。
主な掲載昆虫
ヘルクレスオオカブト/アクテオンゾウカブト/オオキバウスバカミキリ/ハキリアリ など
ゆるゆる危険生物図鑑
毒を持つなど、人にとって危険な生き物をテーマにした巻ですが、ところどころで虫も登場します。
定番のオオスズメバチをはじめ、チャドクガやマダニなど、身近で見かけることのある危険な虫が紹介されているため、虫とりをする子どもにとっても知っておきたい内容です。
昆虫だけでなく動物や海の生き物も掲載されており、生き物全体へと興味が広がっていく一冊です。
主な掲載昆虫
オオスズメバチ/トビズムカデ/マダニ/アオバアリガタハネカクシ/チャドクガ など
ゆるゆる絶滅生物図鑑
絶滅した、または絶滅の危機に瀕している生き物をテーマにした巻ですが、虫に関連する生き物も一部紹介されています。
古生代に生きていた巨大なヤスデやトンボの仲間のほか、近年数を減らしているゲンゴロウなど、虫好きの子どもも興味を持って読める内容が紹介されています。
虫をきっかけに、生き物の絶滅やその原因について考えることができるため、生態系や環境問題への関心を広げる入り口としてもおすすめの一冊です。
主な掲載昆虫
アースロプレウラ(ヤスデ)/メガネウラ(トンボ)/ゲンゴロウ など
しっかりした昆虫図鑑を探している方へ
「ゆるゆる図鑑」シリーズは、読み物として楽しく生き物に親しめる一方で、写真中心の本格的な図鑑とは少し性格が異なります。
「もっとくわしく調べたい」
「写真でしっかり観察できる図鑑もほしい」
という方は、わが家で実際に読んできた小学生向けの昆虫図鑑をまとめた記事も参考にしてみてください。

まとめ
『ゆるゆる昆虫図鑑』をはじめとした「ゆるゆる図鑑」シリーズは、ゆるいイラストとわかりやすい解説で、虫や生き物の世界を楽しく学べる読み物タイプの本です。
全ての漢字にふりがながついているので、幼児から小学校低学年でも読みやすく、絵本を卒業したあとも長く楽しめます。
シリーズを通して読むと、昆虫だけでなく、外来生物や危険生物、絶滅生物など、虫をきっかけに生き物の世界や環境についても興味を広げられるのが魅力です。
まずは気軽に一冊、手に取って読んでみてくださいね。






