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むしはは
この記事を書いた人
虫が苦手な40代主婦。
虫が大好きな息子(6歳)と生活する中で知った、便利だった物や役に立ったこと、体験談を紹介しています。
また、家にある300冊の子供の本の中から、おすすめの本の情報も載せています。
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サイトについて

こんにちは。

「むしずきっこ」を管理・運営している「むしはは」です。

当サイトを訪問してくださり、ありがとうございます。

このサイトでは、虫が好きな小さな子ども(幼児~小学校低学年)がいるご家庭に役立つ情報を発信しています。

こちらのページには、サイト「むしずきっこ」を開設するに至った経緯や、管理・運営している私自身について書いています。

もし興味があれば、読んでみてください。

このサイトを開設するまで

「好きなもの・得意なものを見つけてほしい」「好きなものは否定せず、尊重したい」

私は息子が産まれたとき、このような理想をかかげて、息子と向き合っていきたいと思っていました。

しかし、理想を叶えるためには、とてつもない忍耐と苦労が待っていたのでした。

私の息子は生き物、特に虫が大好きです。

一方で、私は虫が大の苦手でした。

「息子の好きなものを尊重したい」という理想と「でも私は苦手」という本音の間で苦しみました。

私はずっと虫を避けて生きてきました。急に苦手な虫と向き合わなくてはならないという試練が訪れたのです。

もちろん、虫についての知識はゼロ。わからないことがあれば、インターネットで検索してきました。

とにかく、息子の好きなことをどのように応援し、興味を広げる手伝いができるかがわかりませんでした。

  • 知りたい情報がひとつのサイトにまとまっていたらいいな
  • 虫が好きな幼児向けの情報があまりないな
  • できれば、私と同じような虫が苦手なママ目線の記事だと参考になるな

そんな思いがあり、「自分で作ってみたい」と思い、このサイトを作りました。

「むしずきっこ」は、私のように「虫が苦手だけど、子供の好きなことを否定することなく応援したい」と思っているお母さんやお父さんへ向けたサイトです。

虫とりに行ったことがないようなお母さんが、わからないことがあれば「むしずきっこ」を思い出して訪問してもらえるようなサイトを目指しています。

もし役に立つことがあれば嬉しいです。

プロフィール

名前:むしはは

年齢:40代前半

趣味:旅行、絵本探し

虫苦手レベル:★★★☆☆

写真を見るのも無理な状態から、荒療治で触れるところまでレベルアップしてしまいました。

(今もできれば触りたくないとは思っています・・・)

むしはは

よろしくお願いします

むしははの生い立ち

なぜ、私が自分の「苦手」な虫を克服して、子供の「好き」を応援したいのか?

その理由は、私の生い立ちにあります。

私は外で走り回って遊ぶより、部屋で静かに遊ぶ方が好きなタイプの子供でした。

しかし、小学校の教員だった両親からは、外遊び(運動)と勉強の大切さを厳しく言われて育ちます。

親になってみるとわかるのですが、成長や将来のことを考えてのことで、両親の教育方針は正しくはあります。

間違ったことは言っていないのですが、「私の気持ちを無視して少々強引に考えを押し通すな」とも感じていました。

小学生のころです。

「かわいいマスコットをつくる手芸部に入りたい」と両親に話をすると、室内遊びが大好きな私の運動不足を心配したのでしょうか、「そんなのはやめて、運動する部に入りなさい。」と言われます。

結局、親の希望にそうように水泳部を選びました。

しかし、水泳はそこまで好きではなかっためモチベーションがあがらず、練習量のわりに上達しませんでした。

そして、「かわいいマスコットを作ってみたかったな」という思いが残りました。

興味があることに挑戦し、好きなことを極めて自信につながったかもしれない機会を失うことになったのです。

このエピソードを思い出すとき、「自分の思いをきちんと説明できなかった自分が悪い」という後悔の念も湧き上がってきます。

しかし、当時は「話してわかってもらう。自分の好きなことを貫く。」という選択肢が思い浮かばなかったんです。

「両親の言うことをよく聞きましょう」とはところどころで言われて育ちましたが、振り返ってみると「自分の意見や気持ちを相手に伝える大切さ」は、学校でも家でも教えてもらうことはありませんでした。

学生時代を経て社会人になると、自分のお金で自由に好きなことができるようになりました。

仕事をしながら、少ない余暇を自由気ままに過ごしているうちに「好きなこと、興味があることを極めるのは素敵なことだ」という考えが、さらに強くなりました。

推しのライブに通ったり、自由気ままなひとり旅へでかけたり、習いごとを始めたり・・・自分の興味のままに動く喜びを知ったのです。

推しはK-POPアイドルだったので「字幕なしで話していることを理解したい」と韓国語教室にも通いました。

興味のあることは勉強していても苦になりませんし、目的があるので「早く上達したい」という気持ちで頑張れます。

また、1人旅は交通手段の手配、宿の予約を全て自分がするので、時間の管理や段取りが上手になります。

好きなこと・興味のあることは人を大きく成長させてくれるのです

また、当時は仕事や人間関係は大変でしたが、好きなことがあって、それを楽しみにすることで頑張ることができました。

「好きなことがある」ということは人を強くもできるのです。

人生は、簡単で楽しいことばかりではありませんよね。

むしろ、大変なことや辛いこと、嫌だけどしなければいけないことが大半だと思います。

しかし、好きなことがあればそれを楽しみに頑張れるし、知的好奇心や興味は学びへと繋がり、人生を豊かにしてくれます。

息子には、好きなことを極めて自分の強みと自信に変え、強く楽しく生きていってほしいと願っています。

そして、自分の意見をしっかりと相手に伝えられる大人になってほしいとも思っています。

これは経験から学んだことですが、社会に出てから必ず求められることですし、自分を大切にするためにも必要なことです。

今、息子は小学校1年生になりました。

1時間以上しゃがみ込んで地面の蟻を観察していた1歳の頃、眺めているだけでは満足しなくなって、虫とり網を使って何とかモンシロチョウをゲットしようと奮闘し、捕まえられなかったら道路に寝て帰らないと大泣きして親を困らせた2歳の頃、ひたすら虫とりを楽しみ、「虫博士」と呼ばれていた幼稚園時代を経て、「誰にも負けないほど大好きで得意なことがある」という自信を身につけたように感じています。

大好きな昆虫図鑑や虫の本のおかげで、カタカナや漢字も教えてもいないのに勝手に覚えていました。

買ってほしい昆虫グッズがある時には上手に交渉してきますし、買う理由や自分の考えもしっかり話してきます。

大好きなものがあるって人を成長させるし、幸せにするんだな、ということを日々感じます。

このサイトを見ている子育て中の皆様とともに、子どもの「好きなこと」や「興味・知りたいこと」を大切に育てていけたらと思っております。

時間も労力もかかる大変なことではありますが、当サイトから少しでも楽になるヒントを見つけてくれたらうれしいです。