失敗しない！ネット通販での中古絵本の選び方

息子は絵本が大好きで、毎週図書館に通っています。

図書館で借りて、気に入った本をコツコツ購入し、今では図鑑と絵本を合わせて300冊以上も集まりました。

実はこれ、半分以上が中古本です。

我が家は「読書は将来への投資」との考えから、親も子も手元に置いておきたい本は買うことにしています。

しかし、最近は新品の絵本を2冊買うだけで3,000円くらいしますよね。

外国の絵本や少しマニアックな生き物の本なんかは1冊で2,000円近くかそれ以上の値段がついています。

新品の絵本・図鑑は、なかなか気軽に買えるものではありません。

中古の通販サイトを利用すると、状態の良いもので大体500円～1,000円くらいで買えます。

本にもよりますが、定価の半額～1割引きくらいの値段といったところでしょうか？

本当にいろいろな中古通販サイトがあり、中にはびっくりするくらい高額な値段をつけて（プレミア価格？）販売しているところもあります。

たくさんある中で、良心的なサイトと価格に見合った商品を探すのは大変です。

今回は、100冊以上の絵本を中古通販サイトで買った私が、おすすめのショップと失敗しない商品の選び方を紹介します。

中古と新品、どっちがいいの？

中古の魅力は何と言っても価格かと思います。

3,000円あれば5～6冊買えることもあります。

そして、リサイクル品ということで地球にも優しいですね。

しかし、中古で買う場合、よく注意しなければいけないところがあります。

それは、商品の「品質」と、それに見合った「価格」かどうか？というところです。

実店舗では実際に手に取って中を確認できますが、中古通販サイトで購入する場合、購入の時点ではどんなものが届くのかをほとんどの場合は見ることができません。（商品の写真を掲載してくれているショップもあります）

サイトの情報欄をよく読み、「品質」と「価格」が納得できるものなのかをよく確認しましょう。

一方で、新品の絵本は値段は高いものの、長持ちするところが魅力かと思います。

大人になるまで大切に手元に置いておくこともできます。

何と言っても、新しい本は気持ちがいいです。

お祝いなどのプレゼントの場合も新品がいいですね。

中古、新品、それぞれに違った魅力がありますが「絶対にこちらがいい」とは言いがたいです。

例えば、中古の場合、繊細な作りのしかけ絵本は破れている場合がわりと見受けられます。

「破れている絵本」というのは、一般的にはあまりいい印象ではありませんが、

親の思いが「破れるかどうかを気にしないで、たくさん読んでほしい」という場合には、高価な新品のしかけ絵本よりも、リーズナブルな中古のしかけ絵本の方が親が気負わずに子どもに渡せますよね。

どちらがいいということはありません。

「誰か知らない人が使った物はちょっと嫌だな」という方もいますし、反対に「誰が使っていても全然気にならない」という方もいますので、中古本を選ぶかどうかは好みの問題でもあるかと思います。

場合によって、新品・中古を選び分けられたらいいのかな？と思います。

おすすめの中古通販サイト

いろいろな中古通販サイトで絵本を購入してきましたが、現在は以下の3つのショップのいずれかで購入することにしています。

中古に抵抗がなければ、以下のショップで掘り出し物を見つけてみてはいかがでしょうか？

VALUE BOOKS（バリューブックス）

商品の状態を「ほぼ新品」「非常に良い」「良い」「可」の４段階で評価し明記していますので、商品を選ぶ際の目安になります。

絵本の場合、子どもが使うものということもあり「ほぼ新品」は滅多に見ないのですが、「非常に良い」は結構あります。

私はいつもこの「非常に良い」評価の絵本を購入していますが、ちゃんときれいな本が届きます。

ラッキーなときは「一度でも読んだ？」というくらいきれいな状態の本が届いたこともあります。

返品対応もしっかりしています。

一度だけ「非常に良い」の商品を購入したのに、あまりに状態が悪い絵本が届いて返品したことがあります。

その際、購入商品（絵本）の状態と返品希望したい旨をサイトの問い合わせフォームから伝えました。

バリューブックスさんからはすぐに回答のメールが届きました。

回答メールが届いたあとに返品する絵本を送りましたが、返品した絵本が到着した際もメールで連絡をいただきました。

そして、そのメールには返金（私の場合はクレジットカード支払額を調整）についての説明もしっかりされていました。（返品・キャンセルの条件はサイトをご確認ください）

商品数も豊富でオススメです。

ブックオフオンライン

とにかく在庫が豊富で、探している本が一番見つかるショップが「ブックオフオンライン」です。

いろんな都道府県の店舗から送られてきます。

バリューブックスと違う点は、商品の状態がわからないところです。

値段の割にとてもきれいな状態のものが送られてくることもあれば、思っていたよりも悪い状態のものが送られてくることも。

※品質についてはこちらを確認してください→ブックオフオンライン「中古商品の品質」

品質については、バリューブックスに比べると予想ができません。

とは言え、ここ１年くらいブックオフオンラインで買い物をしてみて、著しく「これはひどい！」という商品はありませんでした。

店舗もたまに行きますが、店舗で売られている商品の中でも割ときれいな状態のものが届いている印象です。

図書館の本で気に入って購入したいけれど、古い本で絶版だったという場合がよくありますが、ブックオフオンラインで探すと定価以下で見つかったりもします。（絶版本は定価より高い場合もあるので要確認です！）

良心的な価格と豊富な在庫という点で見ると一番のショップではないでしょうか。

ちなみに我が家の読まなくなった本はいつもブックオフに売っています。

中古本も状態がよければ買い取ってもらえるので「ブックオフで買い、ブックオフで売る」ということも可能です。

フリマサイトとは違い、まとまった冊数を売りたい時にすぐ売れるという点が魅力でよく利用しています。

Amazonの中古通販ショップ

Amazonで欲しい商品のページを開くと、中古の商品を出品しているショップの一覧を見ることができます。

いろんなショップがいろんな値段をつけて販売しています。

欲しい商品のページを開いたら、はじめに「コンディション」の項目をしっかり読みましょう。

ここで「カバーに細かい擦れあり」などと状態をできる限り詳しく書いてくれているショップは、経験上、良心的なショップかと思います。

いつ出版されたものかが明記されていたり、写真を載せているショップもオススメです。

出版された年がわかれば、商品の臭いやシミの程度がどのくらいか想像がつきますし、写真があればさらに商品の状態がわかりやすいですね。

そして、もともとの定価（値段をつりあげて売られていないか）と送料もしっかり確認しましょう。

Amazonでは「プレミア価格」といって、定価より高い値段で売られている本がとても多いです。

ブックオフやバリューブックスにもプレミア価格の本は売っていますが、Amazonは特に多い印象です。

プレミア価格になっているのは「絶版本」といって、販売が終わっている本が多いです。

図書館で読んで気に入った本を購入したい場合、もしその本が絶版本であれば中古本の購入になると思いますので、その場合は値段に注意してください。

プレミア価格の本を買ってはいけないということではありませんが、商品と値段（価値）をしっかり確認して、納得してから購入することが大切です。

Amazonの中古本販売店のなかで、私は「Amazonアウトレット」というショップがお気に入りです。

中古本にしてはかなり定価に近い値段で売られていますが、今までほぼ新品の本が届いています。

「新品じゃなくてもいいけど、できるだけきれいな状態のものがいい」という場合はこちらのショップで探しています。

探し方マニュアル

中古通販サイトを初めて利用する時は不安ですよね。

どのようにして良い商品を探せばいいのでしょうか?

結論から言うと、楽天やAmazonなどを使わず、公式サイトで欲しい商品を探せばOKです。

しかし、「この本はブックオフオンラインにあるかな？商品検索して出てこなければバリューブックスで・・・」なんて、それぞれのサイトをひとつずつ開いてチェックするのは少し面倒です。

目当ての本の値段を一覧で店ごとに比較したいと思いませんか？

ここでは、

• 目当ての中古本がどの店に売っているか
• それぞれの店でいくらで売られているか

を簡単に知ることができる方法を紹介します。

目当ての中古本が買える店と、それぞれの店の販売価格の調べ方

ここでは、楽天市場を利用してスマートフォンで調べてみます。

この「はらぺこあおむしボードブック」は「可」の状態ということがわかります。

この調べ方だと、楽天市場に出店している中古本取扱店に限られてしまいますが、メジャーなところは大体、楽天市場に出店しています。

簡単とは言っても、ひとつひとつの商品を比較し、確認していく作業は発生してしまいます。

少し時間はかかってしまうかもしれませんが、後悔しないためにも、商品の情報はしっかり確認した上で購入しましょう。

ちなみに、例に出したショップは先ほど紹介したバリューブックスでした。

バリューブックスもブックオフオンラインも楽天に出店していますが、同じ状態の商品でも公式サイトの価格の方が安い場合があります。

また、過去に注文した商品では、楽天よりも公式サイトの方が在庫が多い場合もありました。

例えばブックオフオンラインの場合、送料無料になる購入金額が楽天と公式サイト（アプリ）では違います。

2023年11月現在、楽天では3,000円以上なのに対し、公式サイト（アプリ）では1,800円以上です。

楽天ではいろいろなショップを一度に比較できて便利なのですが、楽天の情報だけで購入決定せず、公式サイトも確認した方が安心です。

まとめ

街の古本屋さんを巡って思いがけず素敵な本と出会うのも楽しいですが、子育て中はなかなか時間が取れないもの。

そんな時は、中古通販サイトが便利です。

ネットでお買い物をするのは少しドキドキしますが、

思っていたよりも良い状態のものが届いた時は、「お得な買い物だったな♪」と嬉しい気持ちになるものです。

ぜひ、ネット通販でお得な中古本をゲットしてみてはいかがでしょうか？